□■ご注意ください■□本商品を利用するためには、「DMM GAME PLAYER」が必要です。DMM GAME PLAYERとは※「DMM GAME PLAYER」のダウンロード・インストールは無料で行えます。━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…――心は痛みでできている。誰かがそう心の中で囁いた。言葉にできない悲しみが――形を持たないはずの愛しさが―― 目には見えない、痛みとなって、心を突き刺す。だからこそ、人生(いのち)は巡る。輪のように。……生まれつき心の痛みを知らない少年、橘 才(たちばな さい)は、唯一大切な妹に忍び寄る悪意の種を、人知れず刈り取る日々を生きていた。色褪せたその日々の中で出逢ったのは、まるで綺麗に取り繕った人形みたいに無口な少女……紅緒祀(べにお まつり)。”ズキリ”――生きることに飽き始めていた少年は、産まれて初めて、心を突き刺す“痛み(恋)”と巡り会った。死者と生者が交錯する、夕闇のはざま。そこに古くから存在する「無銘荘」というアパートで、奇妙な共同生活を送ることとなる少年少女たち。「心の痛みを知らない、残酷な少年」「友達のいない、寂しがりやな女の子」「人付き合いの不器用な、人懐っこい女の子」「野心家で厳しいけれど、面倒見のいい女の子」「世界で一番かわいい自分が、世界で一番大好きな男の子」「埒外の力で全てを捻じ伏せぶち壊す、最強を自称する滅茶苦茶な女」「生まれつき身体の痛みを知らない、繊細な心を持った男の子」一つ屋根の下、彼らは『呪詛』と呼ばれる存在と戦い、今日まで知らなかった心を知って、成長を遂げていく。――人の心は、痛みでできてる。この“痛み(恋)”を守り通せるのなら。世界をやさしくそっと、壊せるのなら。……たとえ、獣に戻ろうと構わない。だからこそ、人の心は痛みでできていて。人生(いのち)は輝き――人生(こころ)は巡る。輪のように。━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…※本作は「日本語、英語、中国語(簡体字)」に対応しております。
作品情報
キャラクター
紅緒 祀(べにお まつり) CV:石見舞菜香
「呪詛祓い」を生業とする紅緒家に生まれ、一族の呪縛に囚われた少女。
ある時から心を閉ざしてしまっており、感情表現は希薄で無口無表情。
残酷な世界と自分とを切り離すように、いつも深く目を閉じている。
誰かに手を引かれない限りは永遠にじっと立ちぼうけているため、その姿はまるで綺麗に作りこまれた人形のよう。
呪詛に形を与え、その能力を自由に使役することができる。
「私のために頑張ってくれて……ありがとう。ごめんね」
ヒトデナシ CV:石見舞菜香
紅緒 祀の心に住む別人格。
祀が眠りについたときに現れる。
残酷な世界から祀を護る盾なのだと、自身を認識している。
わがままな性格で、言動など立ち振る舞いは少し尊大。強気で傍若無人風な態度の少女。
「ようこそ! ごみクズたちの這いずる世界の底へ。歓迎するよ」
主人公
橘 才(たちばな さい) CV:花守ゆみり
心に痛みを感じない残酷な少年。
大切なのは唯一の家族である妹だけ。
妹に害をなす者には特に冷酷非道。
その反面、「人の心を知りたい」という願望を持っており、自分が手にかけた相手に話しかける癖がある。
無感動な日々を生きることに飽き始めていた折り、紅緒 祀と出会い、心に初めて恋(こい)とよく似た「痛み」を感じる。
「……死んだ人間の心や、痛みは、いったいどこへ行くのかな」
鎌原 竜起(かんばら たつき) CV:森嶋秀太
生まれつき身体に痛みを感じない少年。
性格は真面目で、どんなに仄暗い世界の中であっても、自分だけでも常にまっすぐでいられるようにと願っている。
幼い頃は無敵を自負する師匠の下で、一人前になるための訓練を受けていた。
その一環として、呪詛使いの大家である紅緒家に潜入。
呪詛祓いの仕事をこなしながら、初恋の相手である祀を、紅緒家の呪縛から解放するチャンスを窺っている。
「大丈夫。俺は何があっても平気だよ。知ってるだろ?」
塚原 碧(つかはら あお) CV:咲々木瞳
無銘荘の住人。
明るく人懐っこそうに見える少女。
友人の杏道 目々には特に懐いている。
生まれついての呪詛能力者。
紅緒家に飼われた傭兵として、呪詛祓いの仕事をこなす。
悪戯好きで楽しいことが好き。
将来の夢はかわいいお嫁さんだが料理は苦手。
ただいま絶賛、花嫁修行中。
「このスタンプかわいくない? アマガエルが顔真っ赤にして頬膨らませてるやつ。いっつも怒ってる目々ちゃんそっくり」
杏道 目々(あんどう めめ) CV:月城日花
無銘荘の住人で、碧と同じく呪詛能力者。
上昇志向を持った野心家で、棘のある言動をとることが多い。
厳しそうな雰囲気のため、怖がられがち。
けれど人一倍面倒見は良く、いつも友人の塚原 碧には頼られっぱなし。
将来の夢は一流の呪詛使いとなってたくさん稼いでお金持ちになること。
「……だからって、そんなの納得できないです」
霧島 梅雨(きりしま つゆ) CV:首藤志奈
かわいい自分が大好きで、「世界で一番かわいい僕」が口癖。
無銘荘の住人を煽りちらかしており、ウザったく思われつつも可愛がられている。
自慢のかわいさを活かして“ちゅゆ”という名で配信活動もしている。
強い子が好きで、竜起のことがお気に入りらしい。
調子に乗りすぎることが度々あり、罰として夜空にお尻を叩かれている。
碧と目々と同じく呪詛使いであり、不思議な力を持っている。
「僕ってば一番かわいくて一番賢いからさ。そんな僕ほどの模範的な大人はどこを探してもいないんじゃない?」
神鳥 夜空(かんどり よぞら) CV:空賀花
「無銘荘」に住む唯一の大人。
性格は明るく明け透けで、無銘荘の子達にとっては保護者のような役割。
黙っていれば一見美人なおねえさん……だが、安酒や賭け事が好きなダメ人間で、無銘荘の住人(子供たち)からお金を借りていつまでも返さない。
呪詛能力を持たない無能力者にして最強を自負する超武闘派
「初仕事はどうだった? 問題なかった?」
紅緒 終(べにお つい) CV:田中貴子
紅緒家の現当主にして、祀の妹。
見た目は幼い少女だが、紅緒家に関わる者たちを血縁に関係なく「家族」と呼び、みんなの母親として寛大にふるまっている。
心の内側に「私」と「ぼく」と、そしてもう一人、それぞれ異なる人格を宿している。
三人とも性格は残忍で、悪戯で、冷酷無比。
しかし年相応の無邪気さを見せることもある。
「君は、死刑ね」
ペンギン CV:藤沢れい香
人語を操る不思議なペンギン。ホテルマンのようなおしゃれなスーツを着込んでいる。
相当な人見知りで、普段はペンギンの姿に化けて「喋れないフリ」をしている。
「死んだ人間の命が最後に行き着く場所」だという不思議なホテルの受付担当で、無銘荘の住人たち(子供たち)からは「神様」と呼ばれる。
性格は見た目に反して尊大で、粗暴で気難しい。甘いお菓子が好き
「お腹いっぱいお菓子を食べられてとっても幸せ。そんな夢見てご機嫌だったのに……ぶち壊しだぜ」